【開業者の声】レンタルサイクルカフェ 嬉輪(きりん)

2018年12月16日

土浦市の開業支援補助金を活用して、実際にまちなかで営業されている方にお話を伺う「開業者の声」。

第20回目は、サイクリストにも市民にも休息の場を提供する「レンタサイクル カフェ 嬉輪(きりん)」 山崎正和 様です。

■ レンタサイクル カフェ 嬉輪(きりん)

山崎正和 様

開業:2017年11月 / 土浦市川口1丁目モール5051F

☎090-5557-9517

★ 事業内容とセールスポイント

「つくば霞ヶ浦りんりんロード」ができ、この周辺にもサイクリストたちがたくさん訪れるようになりました。しかしながら沿道付近には、ゆっくりと休憩できる施設があまりありません。そんなサイクリストたちに、また、レンタサイクルを希望する方たちに利用していただけるようなカフェを開きました。店内にはロードバイクも置いてありますので、ぜひ一度、ご覧ください。もちろん、カフェだけのお客様も大歓迎です。美味しい珈琲のほか、こだわりの茶葉で淹れた紅茶アールグレイもおススメです。

 

★ 土浦の中心市街地に拠点をもち気づいたことなど

自分もサイクリストですが、もともとカフェなど飲食店を経営したかったこともあり、家族連れにも初心者にも走りが楽しめる「つくば霞ヶ浦りんりんロード」に焦点をあてて、つくば市、土浦市で物件を探していました。土浦駅にサイクルステーションができることは情報として入っていましたが、ここを選んだ決め手は、駅に近いこと、りんりんロードに近いことでした。もちろん、地代のことも考えてのことです。

土浦がかつての賑わいをなくしつつあることは感じてはいました。たしかに人通りは少ない。でも、車はひっきりなしに通っている。ということは、人がいないわけではないんです。また、このモール505は、上を通る高架道に沿って505mあること、その下を公園広場のようにイベントにも使えることに気づき、これは面白いなと思いました。今年の産業祭にも初参加しました。ただ、当日は市内で複数のイベントが重なり、集客が分散したことは残念です。せっかくの機会ですから日程調整が欲しいところですね。また、行政への注文ということでは、「サイクリングのまち」を謳うのであれば、専用ロードの完成で終わらず、その沿道に複数の休憩施設を置いていただきたい。夏の陽射しを遮る屋根、ベンチ、トイレ、水道など、時には命にも関わる最低条件ではないかと思います。これは、真剣な要望です。

 

★ これからのこと、開業する方にひとこと

サイクリングとコラボしたイベントを考案中です。本格的なレースにするか、来場者を増やすプログラムにするか、いずれにしても多くの人に来てほしいというのが目的です。それは、サイクリストたちのためだけではなく、まち全体に賑わいと経済効果をもたらすことにもなるでしょう。ここ霞ヶ浦周辺には、県内外からサイクリストたちが多く訪れ、コーチングできる専門家も来るので、今まで自己流で走っていた人や初心者が教わりながら、長距離に挑むことも可能になります。

商売としての土浦は「夜のまち」かもしれません。繁華街の昼は閑散とし、夜は賑わう。コインパーキングも夜は満車です。これから開業を考えている方には、このへんのリサーチも必要でしょう。私も夜間のバーをプラスしなくてはならないかと感じています。また、補助金制度はたいへんありがたいですが、支払われる時期を考慮しておいたほうがよいでしょう。世間では開業後3年で軌道に乗るなどと言われますが、補助は1年だけ、それも欲しい時に小刻みにいただけるわけではありません。

住んでみて、開業してみて、初めてわかることは必ずあります。予め、すべてを知ることは不可能ですが、自分の開業目的に添った調査を事前に行い、補助金制度などを最大限に活かしてほしいと思います。

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