【空き物件訪問リポート】酒井テナントビル1階東側(桜町)

2020年6月22日

今回訪れた物件は、以前にご紹介した桜町1丁目の「酒井ビル」だが、その東側の角のテナントになる。土浦駅から徒歩2分の商業区域でありながら、目の前の通りは趣のある舗装がなされ、どこか落ち着いた雰囲気を感じる。一通だが車も通れる。

 

ここは、これまで服飾店や貴金属店が入っていた物件とのこと。手すりがつけられた入口は自動ドアで、幅もゆったり取られている。アプローチに小さな段差があるが、1段の奥行きが長いので安定感がある。足場の工夫次第では、車椅子の方も自力で入れるように改善できるだろう。さあ、中に入ってみよう。

なんとも個性的な内装だ。右手の壁面には、宝飾品を陳列していたのであろう棚がそのまま残されている。正面には衝立(ついたて)、その奥には4つのドアがある。

左手にはパーテーションとしての中壁があり、空間を区切っている。おそらく、貴金属を太陽光から守るために設えられた中壁だろう。これは取り外し可能らしいが、重厚感があり、職種によっては十分な使い途もありそうだ。

中壁で仕切られた向こう側には、外に面したガラス窓から明るい陽光が射し込んでいる。緑が美しい。片隅に小さなシンクがあり水道も通っているとのこと。よく見ると奥に小部屋があり、その手前右側のドアが、中の部屋と通じている。

さて、部屋の中に戻ろう。先ほど正面に見えた4つのドアは何だろう。

まず、入口から向かって一番左が、今見たばかりの中壁の向こう側に通じるドア。次に、その隣りのドアを開けると、ここも小部屋で3畳くらいはあるだろうか。ブレーカーやWi-Fi接続機器のほか、防犯カメラのスイッチなどが置かれている。現在、ネット回線(NTT光)は接続してあるので契約すれば即、使える。

では、その隣りのドアを開けてみよう。あ、ここは部屋ではないな。かつては建物裏側で外と繋がっていた境界の空間だ。現在は完全に外部とはシャットアウトされている。でもスペース的には物置として使える広さ。さあ、一番右の最後のドアは、‥‥うん、やはりトイレか。きれいに使われている。

それにしても面白い。16坪強のスペースに大小7つの空間を創り出している。さらに漆喰壁の白と、使用木材の濃茶色が、静かな高級感を醸し出している。天井にはライティングレールもあり、光の効果も創り出せそうだ。言い忘れたが、随所にエアコンと換気扇も備えられ、空調は万全だ。

オーナーさんの希望で飲食関係はご遠慮しているが、こうして見てみると、やはり物販関係かギャラリーなどに向いている気がする。付近には「つちうら横丁」をはじめとする飲食店も多く、どちらかといえば夜の賑わいに溢れている通りだが、隣りも斜向かいもレディースファッション系店舗で、日中は女性の往来も多い。女性向けの小さなファッションエリアとして、この一角を固めるのも悪くないだろう。例えば子どもやシニアを対象にした洋服や小物などの店があってもいいかと思う。すぐ隣りにコインパーキングがあるのも嬉しいだろう。

繰り返すが、ここは土浦駅や市役所等が目と鼻の先にあり、各種店舗が軒を連ねる中心市街地の真っ只中にある。

土浦駅は、国内に3箇所しかない「ナショナルサイクルルート」に指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の玄関口であり、駅ビルの「プレイアトレ土浦」は日本最大級のサイクリングリゾートとして整備されている。自転車のメンテやレンタルのほか、各階に駐輪でき、自転車持参でも利用しやすい。各種飲食店、スィーツ専門店、ベーカリー、書店等や、リラックス・休憩スペースを設え、この3月からは上階に星野リゾート経営のホテルが営業を開始した。さらに現在、駅西口・東口ともに徒歩3分圏内に高層マンションが建設中で、今後、間違いなく駅周辺の賑わいは増すことになるだろう。このチャンスに、この場所に、これだけの物件はまたとない。

 

百聞は一見に如かず。ぜひ、ご覧あれ!

 

 

【物件名】酒井テナントビル・1階東側(桜町)

【所在地】土浦市桜町1-16-8(補助金申請可能エリア)

【交 通】土浦駅西口徒歩2分

【用 途】小売・ギャラリー・事務所等(飲食系はお断りします)

【使用面積】55.94㎡(16.92坪)

【賃 料】80,000円(税込)/共益費2ヶ月分 *要相談

【築年月】平成9(1997)年

【構 造】鉄骨造3階建

【問合せ】(有)ウィンディー

土浦市大和町6−7 029-824-6543

 

 

 

 

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