【空き物件訪問リポート】土浦読売ビル 1・2階(大和町)

2020年6月8日

土浦駅西口直結のペデストリアン・デッキに立つと、目当ての場所はもう見える。今回の物件は、駅前通りに面する「土浦読売ビル」の1階と2階部分。改札口からゆっくり歩いても2分ほどで着くという滅多にない立地で、目の前は市役所やスーパーの入るウララビルだ。

 

 

まさに中心市街地の真っ只中にありながら、店舗脇には突き抜けの路地があり、ここに暮らす人々の日常が垣間見える場所でもある。

このビルは奥行きがあり、通り側の空間と奥側の空間を、中間の階段で仕切っている。イメージとしては、2つの5階建てビルを、階段を挟んでくっつけたという感じ。路地側のドアを開けて階段から入れば、右手側(奥側)が新聞店、左手側(通り側)が紹介物件(テナント)ということになる。

では、駅前通り沿いの正面入口から入ってみよう。

入ってすぐに、わずかに仕切られたスペースがある。その先にシャッターがあり、シャッターの向こう側がテナントだ。この手前スペースはビルの共用部分だが、なんと小さなエレベーターがある! なるほど、大量の配布物をさばく新聞店ならではの機能であり、もちろん2階の部屋にも直結しているありがたい設備だ。

さて、シャッターを開けて1階部分を見てみよう。

おや、頭上にあるのはエアカーテンだ。シャッターを開けると共用部分との境を仕切るものがなくなるので、いわば見えないカーテンそのものと言える。これがあれば冷暖房効果も損なわず、外気やホコリ等の侵入も防げるというわけだ。

部屋は仕切りなしのワンフロア、部屋というより空間といった印象。床は音を吸収しやすい絨毯仕様。エアコン、換気扇(2ヶ所)の他に防犯カメラが4ヶ所も設置されている。以前に入っていた店子が取り付けたとのことだが、シャッターが開いていると誰でも入れる防犯上の備えでもあり、24時間稼働している新聞店ならではのセキュリティーともいえる。新聞店では夜中から朝にかけての作業があるのも事実。人の気配や音が気になる人は、事前にきちんと確認することをオススメする。気にならない人にとっては、常に人の目があるという安心にも繋がるだろう。

部屋を突っ切って、中間地帯の階段部分に出てみる。

簡単なシンクがあり、機器を接続すればガスも使える。そうそう、部屋の中にはトイレや水道がなかったが、トイレは階段の踊り場にある。ただし、2階のトイレの方が新しくてキレイ(笑)。もちろん、どちらも使用OKだ。部屋への水道引き込みには下水道工事が必要になるが可能。工事諸費用に関しての負担は要相談とのこと。とりあえず、部屋を出てすぐにシンクがあるので、職種によっては特に必要ではないかもしれない。

 

次は2階だ。せっかくだからエレベーターで上がろう。

大人だと4人かな、乗れるのは。ここもそうだが、ビルの中はすべて床面がフラットになっているので、車椅子でも問題ない。このバリアフリー仕様は、我々が思っている以上に重要な機能であり、階段やエスカレーターを使えない人たちの日常生活を大きく支えている。

エレベーターのドアが開くと、もうそこは2階の部屋の中。駅前通り側と路地側の南東部分は開放できるガラス窓で、明るく風通しも良い。その窓に沿うように長い手すりが設えられている。フィットネス用のバーにも、また、足元が不安な方のリハビリ補助ツールにも使えそうだ。

おや、奥に小部屋がある。あ、ここには水道が来ている。ちょっとした簡易ベッドも置けるプライベート空間として活かせそう。

階段の方に出てみると、右手にトイレ、正面には新聞店の事務室がある。

 

 

取材時の写真は、まだ荷物整理を終えていない状況だが、この2階は採光も通気も良好で、使い勝手もかなり良さそうだ。今はカーテンやブラインドは付けていないが、好みに合わせて設置できる。

1階は事務所や販売系に向いているが、ライフラインが整えば飲食系も考えられる。

2階はエレベーターや手すり、バリアフリー仕様を活かす福祉関係などにも適していると思う。

 

繰り返すが、ここは土浦駅や市役所等が目と鼻の先にあり、各種店舗が軒を連ねる中心市街地の真っ只中にある。

土浦駅は、国内に3箇所しかない「ナショナルサイクルルート」に指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の玄関口であり、駅ビルの「プレイアトレ土浦」は日本最大級のサイクリングリゾートとして整備されている。自転車のメンテやレンタルのほか、各階に駐輪でき、自転車持参でも利用しやすい。各種飲食店、スィーツ専門店、ベーカリー、書店等や、リラックス・休憩スペースを設え、この3月からは上階に星野リゾート経営のホテルが営業を開始した。さらに現在、駅西口・東口ともに徒歩3分圏内に高層マンションが建設中で、今後、間違いなく駅周辺の賑わいは増すことになるだろう。このチャンスに、この場所に、これだけの物件はまたとない。

 

百聞は一見に如かず。ぜひ、ご覧あれ!

 

 

《大家さんはこんな人!》

山本新聞店さんは昔から地元の商店として地域に貢献しているが、今般の新型コロナウィルスによる各種事業自粛や停止を受ける中、少しでも仲間のためにできることをと考え、飲食店のテイクアウト等を報せるチラシを無償で作製し配布した。互いに土浦のまちを支え合ってきたからこそ分かち合える、ありがたく、温かい心遣いだ。

《賃料等は要相談で!》

 

【物件名】土浦読売ビル(山本新聞店1階・2階)(大和町)

【所在地】土浦市大和町5-1(補助金申請可能エリア)

【交 通】土浦駅西口徒歩2分

【用 途】事務所・飲食等

【使用面積】1階 44㎡(13.31坪) 2階 45.29㎡(13.7坪)

【賃 料】1階:155,000円(税別・家賃150,000円 共益費5000円)

2階:(事務所系)80,000円(税別・共益費込)

(飲食 系)105,000円(税別・家賃100,000円 共益費5000円)

※飲食系は上下水道料別途

【築年月】1978年9月

【構 造】SRC6階建

【問合せ】(有)ウィンディー  土浦市大和町6−7 029-824-6543

 

 

 

 

 

 

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