【空き物件訪問レポート】テナント松葉(名店街)
開業支援補助金対象エリアとなっている、土浦駅周辺まちなかエリア内の空き物件を、個別に取材して、実際に体感した魅力や使い勝手をレポートする「空き物件訪問レポート」シリーズ。
今回は、土浦市川口一丁目、昭和レトロな雰囲気ただよう名店街にあり、ふらりと足を向けたくなるような、飲食店向けの物件をご紹介いたします。
二階には、休憩スペースや住居として使えそうなスペースもあり、賃料も手頃なおすすめの物件です!
昭和の香り漂う横丁 ~レトロな名店街
土浦駅から亀城公園への駅前通りを半ばまで進むと、
ぽっかり穴が開いたように、奥行きのある空間が左手に延びている。
年季の入った全天候型アーケードだ。あ、八百屋のおじさんの声もするぞ。
軒を連ねる商店の間を、まるで昭和にタイムスリップしたような、
懐かしい風が吹き抜ける。
「土浦名店街」は、かつての商都土浦の面影を残す、現役の商店街。
半世紀以上、連綿と暖簾を守り続ける店、新たに看板を掲げる店が共存する。
その、ちょうど中ほどにある2階建て店舗が、テナント松葉だ。
ステンドガラスを嵌め込んだ個性的なドアが印象的。
シャッター背後は壁面。ウッド材の小窓が、なにやら謎めいて楽しい。
約14坪のフロアは仕切りなしで内装自由。正面奥が水回りになっている。
壁面、床ともに、自分の思うように手を入れて調えるのがいいだろう。
例えばカウンター・バーなど、空間レイアウトも工夫次第でいろいろ。
こぢんまりとした、落ち着いた雰囲気が創れそうだ。
シンク周りは2畳くらいで小ぶり。トイレだけは新しくてきれい(笑)。
奥には、コンクリ敷きのちょっとしたスペースもある。食材とか置けそう。
2階は、キッチンとフローリング。かなりの収納場所があるのが嬉しい。
ただし内装は必要。さらに、床への荷重限度を考えて使うほうがよさそうだ。
休憩や仮眠室などに使うのなら、ちょうどいいかもしれない。
土浦中心市街地の、そのまた中央にある名店街は、幹線道路の交差地点。
上には高架道。そばにバス停。通りの向こうはイベント広場。映画館もある。
交通、買い物、駅、市役所、金融関係、便利なこと間違いない!
百聞は一見に如かず。まずは現地をご覧あれ!
【おまけ話】
ここには、創業当時の看板が傷まずにそのまま残っている店が多い。
このアーケードが守ってきたもののひとつだ。
☜ 昭和に使われた電話番号が残る店 |
ここにしかない、ここでしかできないアイデアが浮かぶ場所になりそうだ。
【物件名】テナント松葉(土浦名店街)
【所在地】土浦市川口1-1-16(補助金申請可能エリア)
【交 通】土浦駅西口徒歩5分
【用 途】飲食店・物販
【使用面積】46.83㎡(14.16坪)
【賃 料】55.000円(税込)*要相談
【築年月】昭和30(1955)年
【構 造】木造2階建
【問合せ】ウィンディー
土浦市大和町6-7 ☎029-824-6543
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