【開業者の声】欧風肉バル ECRAN(エクラン)

2016年11月17日

土浦まちなかで開業した方々にインタビューし、お伝えしている、土浦繁盛記「開業者の声」シリーズ11回目は、欧風肉バル ECRAN(エクラン)の、清水裕司様にお話を伺ってまいりました。

 

■ 欧風肉バル ECRAN

            清水裕司様 

2015年11月開業:土浦市大和町7丁目 ☎029-825-5688

 

土浦繁盛記エクラン

 

★ 事業内容とセールスポイント

ビル2階にあるバー仕立ての居酒屋です。お洒落で若者の趣向に合う店をと考えていますが、ランチメニューも好評でサラリーマンの姿も増え、その流れでディナータイムにも訪れてくださるケースが見られます。店内にはスイング系のジャズを流し、落ち着いてゆっくりと飲んで語れる空間に設えています。

 

土浦繁盛記エクラン

 

★ 土浦の中心市街地に拠点をもち気づいたことなど

音楽学校時代の同級生と共同経営しています。いつか2人で店を持とうと資金を貯め、茨城県内で場所探しを開始、複数の地を候補に挙げましたが、ここ土浦に決めました。2人とも土浦が地元ではないのですが、十代の頃の賑わいの印象が水戸やつくばより強く刻まれていました。そして、一番の決め手は、不動産屋で家賃の補助金制度のことを知ったからですね。正直、開業時に支給されると思っていたので少々番狂わせでしたが、考えてみれば通常の資金繰りで経営できることが重要であり、それもひとつの経験になったと言えます。補助金は、例えばワインクーラーなど値の張る物の購入など、いざという時にも充当できる魅力があります。

実際に土浦で開業してみると、やや想定外の感は否めません。活性化にとって重要な駅前エリアに市役所が入り、テナントはスーパーと百均。夜は人通りも絶えてしまう。一番、人が集まるべき場所に若者向けのファッションなどを扱う店がないのも気になります。買う店がないから、若者の多くは都内や他県に買い物に出かけてしまう。同じコンセプトを持つ様々なジャンルの店が商業エリアに集結してこそ、人の往来・賑わいができるのではないでしょうか。この駅前に、土浦に来る目的をつくれる店舗が集まると、土浦は劇的に変わると思います。

 

土浦繁盛記エクラン

 

★ これからのこと、開業する方にひとこと

車社会の例にもれず、茨城は車を必要とする県であり、逆に言えば往来が自由なため、水戸、土浦、つくば、いずれも集中した都市にならず人々が分散してしまっています。また飲食業の立場から見れば、車でしか帰れない状況は、飲み代と代行料金を節約する家飲みスタイルを招いているとも言えます。しかし、そこにこそ、店だけが提供できる場の役割があり、それは1店舗だけで成し得ることではありません。目的を同じとする店舗どうしの連携と情報交換も非常に有効な手段となるでしょう。将来的には、多店舗経営ほか、セミナーやパソコン事業も展開したい。経営者どうしの交流では、そんな場面をも現実に近づけるヒントを得られると思っています。土浦の現状は自分たちで変える。補助金制度は積極的に活用するべきです。

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