土浦市中心市街地の状況

土浦市では中心市街地の活性化を図るため、平成31年4月から土浦市中心市街地活性化基本計画の第2期計画(計画期間:5年)をスタートさせた。その計画の進捗と評価について、令和元年度終了時点(令和2年3月31日時点)の中心市街地の概況について報告する。

「休日の歩行者・自転車交通量」については、第1期計画で整備した「うらら大屋根広場」や「アルカス土浦プラザ」などの広場空間において、市民や民間事業者が主体となったイベント、物販などの利活用が促進されたことや、サイクリング環境の充実、認知度の向上よる来街者の増加により、休日の交流人口が増加傾向にあり、目標達成は可能であると見込まれる。
「新規出店・起業数」については、空き店舗や低未利用地の活用を推進するための取組みに一部遅れが生じているものの、交流人口の増加による新たな商業需要の発現や、中心市街地開業支援事業の継続的な実施による新規出店者への支援により、新規出店者が順調に増加しており、目標達成は可能であると見込まれる。
「中心市街地居住者人口割合」については、土浦駅東口において68 戸の民間マンションが完成したことや、まちなか居住を促進するための補助制度の継続的な実施により微増となっており、今後、土浦駅周辺において民間のマンション建設が相次いで進められ、居住者人口が一定程度増加すると考えられることから、目標達成は可能であると見込まれる。