お琴教室日記 2 店の紹介「冨久善」

ようやく、ようやくです。冨久善さんへランチを食べに行きました。思えばコロナ禍の3月頃足を運んでも店休日で肩を落として帰った日々…

その店は琴のお稽古場から路地を抜け、裁判所入口の前を通りすぎた亀城公園門前にあります。のぼりが立っていると営業しています。

店内入ると懐かしい昭和レトロの風情漂う。この雰囲気はなぜか私を郷愁に誘うのです。

この日はカツカレーを注文。揚げたてのカツがのっていて美味しい…カレーといえどハヤシにも近い様な…次回は他のお客さんの食べていたカツ丼がおいしそうだったのでそれにいこうかな。

店内にある鳥をあしらった額はつくば万博時に東南アジア系の男性から購入した物。時計はお店が開店した昭和9年頃のもの。店主の内藤能充さんは3代目。最初は本店を手伝っていてのれん分けでここにお店を建てたそうです。

お城の近くで地盤が硬くていいので東日本大震災の影響も免れて現在はここのお店のみとなりました。

夕方からの居酒屋入口を改装したところでコロナ禍になったとのこと。

 

中を拝見させていただきました。入口入っての桜の壁紙はどうしても使いたいという店主のこだわり。大広間も素晴らしく、広間からの亀城公園の眺めも格別。また皆が集える日が来る事を願いました。

 

土浦のまちなかには味わいがあり逸話も聞ける老舗が所々に見られます。